プロフィール

なやま

はじめまして。
「介護士の生存戦略」を書いている、なやまです。

介護現場で約10年働き、デイサービス・有料老人ホーム・特別養護老人ホーム・看護小規模多機能など、複数の現場を経験してきました。

正社員・契約社員・派遣と異なる雇用形態で働き、転職も複数回経験しています。

介護福祉士として現場に立つ一方で、心理についても学び、TAカウンセラー・上級心理カウンセラー・メンタル心理カウンセラーの資格を取得しました。

このサイトでは、そうした経験をもとに、介護職が人間関係や職場の理不尽さに削られすぎず、自分を守りながら働くための考え方と動き方を書いています。

このサイトをやっている理由

私は介護の仕事そのものが嫌いだったわけではありません。

それでも、人間関係や理不尽な風潮、職場の制度への疑問に悩み、

「自分にも悪いところがあるのではないか」

「私がおかしいのかもしれない」

と、自分を責めながら働いていた時期があります。

たとえば、

  • 特定の職員の顔色をうかがいながら働く空気
  • 強い口調での指摘や、責任を押し付けられる場面
  • 人によって「普通」や仕事のやり方が違う状況
  • 正しいことを伝えても、話がかみ合わない場面

などです。

そして私は、介護現場で暴力を伴うパワハラを受け、適応障害となり、約半年休職した経験があります。

ここでは細かな経緯までは書きません。

ただ、その経験を通して強く残ったのは、理不尽な環境の中で真面目に働いている人が、壊れるまで自分を責めたり、我慢したりしてほしくないという思いでした。

サービス残業が続いていた職場では、弁護士へ依頼し、未払い残業代を請求した経験もあります。

一方で、振り返れば、自分自身が必要以上に責任を背負ったり、相手の機嫌まで自分の問題として受け取ったりしていた部分もありました。

現場だけが悪い、自分だけが悪い、と単純には分けられない。

だからこそ、

何が自分の課題なのか。
何が相手との関係の問題なのか。
何が職場の仕組みの問題なのか。

そして、

本当に自分が慣れたり、我慢したりするべき問題なのか。

そこまで一度整理できる情報があれば、同じところで立ち止まっている人の役に立つのではないか。

そう考え、「介護士の生存戦略」を始めました。

私が大切にしていること

私が大切にしているのは、自分が感じた違和感を、最初から「気にし過ぎ」として消さないことです。

もちろん、違和感を覚えたからといって、自分が必ず正しいとは限りません。

行き違いかもしれない。
相性の問題かもしれない。
自分にも確認すべきことがあるかもしれない。

だから、まず事実や責任の範囲、職場の基準を整理します。

そのうえで、必要以上に戦わなくていい場面では、消耗を減らすことも大切にしています。

相手の言葉すべてに反応するのではなく、短く返す。
個人のこだわりなのか、職場の基準なのかを確認する。
必要以上に相手の機嫌を背負わない。

そうした小さな立ち回りだけでも、負担を減らせる場面があります。

ただし、何でも受け流せばよいとは考えていません。

安全、公平、働き方、自分の健康や生活に関わる問題まで、

「どこの職場でもこんなもの」

「自分が我慢すればいい」

と飲み込む必要はありません。

必要な場合には、

  • 事実を記録する
  • 上司や管理者へ相談する
  • 職場の制度を確認する
  • 必要に応じて第三者や専門家へ相談する
  • 距離を取る
  • 異動や転職も選択肢として考える

ことも、自分を守るための行動だと思っています。

声を上げ続けることだけが、自分を守る方法でもありません。

「我慢するか、戦うか、辞めるか」と一つに決めるのではなく、状況を整理したうえで、自分で次の一手を選べることを大切にしています。

心理と現場、両方から考える

介護現場で起きている問題を、すべて「考え方の問題」で片づけることはできません。

人間関係、教育体制、情報共有、業務の仕組みなど、職場側に改善が必要なこともあります。

一方で、心理について学ぶ中で、

  • 必要以上に自分を責める
  • 相手の評価を気にし過ぎる
  • 断ることに強い罪悪感を持つ
  • 帰宅後も一人反省会を続ける

といった自分の受け止め方も、働きづらさを大きくすることがあると気づきました。

私自身、心理について学んだからといって、何でも気にせず働けるようになったわけではありません。

それよりも大きかったのは、

「自分は何に違和感を持っているのか」

「自分は何を大切にしたいのか」

「周りに合わせるために、自分まで必要以上に下げていないか」

と考えられるようになったことでした。

そして以前より、

「ここまでは自分の責任。でも、ここから先まで背負う必要はない」

と分けて考えられるようになりました。

心理は、つらい環境にうまく耐えられるようになるためだけのものではないと思っています。

自分の違和感や考えを確かめて、自分の判断へ戻るためのものでもある。

このサイトでは、

心を守るための整理と、
現場で自分を守るための立ち回り

の両方を扱います。

「分かっているけれど、実際にはどう動けばいいのか分からない」

というところで止まらず、明日の勤務でできる一手まで具体化することを目指しています。

一人で整理するのが難しい方へ

介護職の人間関係や職場の悩みについて、個別にお話を伺う相談も受けています。

「自分が気にしすぎなのか分からない」
「職場に相談したほうがいいのか迷っている」
「このまま働き続けるか、一度整理したい」

そんな段階でも大丈夫です。

相手や職場だけが悪いと決めつけることも、「気にしすぎ」と片づけることもしません。

今起きていることや気持ち、責任の範囲を一緒に整理しながら、自分なりの次の一歩を考えるお手伝いをします。

経歴・資格

  • 介護現場経験:約10年
  • 経験施設:デイサービス/有料老人ホーム/特別養護老人ホーム/看護小規模多機能など
  • 雇用形態:正社員/契約社員/派遣
  • 転職:複数回経験
  • 適応障害による約半年の休職・その後の復職経験あり
  • 弁護士への依頼による未払い残業代請求の経験あり
  • 介護福祉士
  • TAカウンセラー
  • 上級心理カウンセラー
  • メンタル心理カウンセラー

介護現場では、直接介護だけでなく、記録管理や配置調整、管理者のフォローなどの事務的な業務にも携わってきました。

※個別の施設名、職員、利用者などが特定される情報は掲載しません。

このサイトで届けたいもの

「頑張れ」

「気にしなければいい」

「介護だから、どこもこんなもの」

それだけでは、明日の勤務はあまり変わりません。

だからこのサイトでは、

  • その場でどう返すか
  • 何と何を分けて考えるか
  • 何を確認・記録しておくか
  • どの段階で相談するか
  • 相談したあとの職場の反応をどう見るか
  • いつ別の選択肢を考えるか

まで、できるだけ具体的に書いていきます。

介護の仕事自体は嫌いではないのに、職場の人間関係や空気に削られている。

「これって普通なのかな」

「私が気にし過ぎなのかな」

「もう少し我慢した方がいいのかな」

そんな違和感を抱えたときに、すぐ自分を責めたり、無理に答えを出したりするのではなく、一度状況を整理できる。

そして、残る、働きかける、距離を取る、異動する、離れるなどの中から、自分で次の一手を選べる。

そんな場所にしていきたいと思っています。

介護の仕事で感じたことや、私自身の経験・考え方はnoteでも書いています。

ご注意

このサイトは、私自身の介護現場での経験と学びをもとに情報を発信するものであり、医療・法律上の診断や個別の法的判断を行うものではありません。

心身の不調や法的な問題については、状況に応じて医療機関や専門窓口などへの相談をご検討ください。

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